2008年(第97回) 看護師国家試験 午前

問題136 : 正常分娩をした初産婦。産褥5日の子宮復古状態で正常なのはどれか。

  • 1. 後陣痛がある。
  • 2. 赤色悪露がみられる。
  • 3. 子宮底の高さが臍と恥骨の中央である。
  • 4. 子宮の硬さがゴムまり状である。

問題137 : 産褥3日の初産婦。分娩直後から母児同室を行っている。「おむつの交換など赤ちゃんの世話にかかりきりで、ゆっくりできる時間がありません」と言う。対応で適切なのはどれか。

  • 1. 母児同室を中止することを提案する。
  • 2. 睡眠休息が十分とれているかを確認する。
  • 3. 児の世話について再指導を受けることを勧める。
  • 4. 児のおむつ交換は看護師が行うことを提案する。

問題138 : 新生児の先天性代謝異常マススクリーニングで適切なのはどれか。

  • 1. 検体は血液である。
  • 2. 日齢3日に検査する。
  • 3. 検体は毛細管で提出する。
  • 4. 生理的黄疸が著明な時期を避ける。

問題139 : 妊娠37週で出生した新生児。身長48cm、体重2100g。アプガースコアは1分後8点、5分後9点であった。出生後3時間ころに出現しやすいのはどれか。

  • 1. 低血糖
  • 2. 脳室内出血
  • 3. 高カルシウム血症
  • 4. 代謝性アシドーシス

問題140 : 境界型人格障害の患者が、病棟の他患者に過剰に干渉してトラブルを起こし、主治医からその傾向を指摘された。診察後、患者は感情的に不安定になっている。今後の患者の行動で注意するのはどれか。

  • 1. 自己実現
  • 2. 意欲減退
  • 3. 適応行動
  • 4. 衝動行為

問題141 : 医療者に対して強い怒りを頻回にぶつける患者に対して、医療者が感じることがあるのはどれか。

  • 1. 退 行
  • 2. 陰性感情
  • 3. 合理化
  • 4. 反動形成

問題142 : 精神障害を伴わない思春期のひきこもりで最も障害されるのはどれか。

  • 1. 運動能力
  • 2. 言語機能
  • 3. 社会参加
  • 4. 余暇活動

問題143 : パニック発作でみられるのはどれか。

  • 1. 便 秘
  • 2. 強い怒り
  • 3. 強い予期不安
  • 4. 間代性けいれん

問題144 : 統合失調症の陰性症状はどれか。

  • 1. 作為体験
  • 2. 感情鈍麻
  • 3. 滅裂思考
  • 4. 被害妄想

問題145 : 就寝前の睡眠薬を服用しても「何度も目が覚めて寝つけない」と、夜間訴える患者への最初の対応で最も適切なのはどれか。

  • 1. 「眠れなくてつらいですね」
  • 2. 「さっきまで寝ていましたよ」
  • 3. 「追加の睡眠薬を飲んで寝ましょう」
  • 4. 「部屋に戻って横になってください」

問題146 : 病棟入口の鍵がかかっているかを10分ごとに確認する行為を繰り返している患者への対応で最も適切なのはどれか。

  • 1. 確認行為を減らすよう促す。
  • 2. 入口のドアから離れるよう病室へ誘導する。
  • 3. 閉鎖病棟では、いつも鍵はかかっていると説明する。
  • 4. 趣味やゲームを楽しめる時間を作りリラックスできるようにする。

問題147 : 65歳の男性。脳炎後に些細なことで興奮するようになって入院した。翌日、午後のおやつを食べた直後に、患者は「おやつはどうしたんだ。俺のだけ隠しているだろう」と強い口調で言った。対応で誤っているのはどれか。

  • 1. 「そんなに怒らないでください」
  • 2. 「何を食べることになっていましたか」
  • 3. 「おやつの時間には、いらしてましたよ」
  • 4. 「言いにきてくださってありがとうございます」

問題148 : 「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の平成7年(1995年)改正で充実が図られたのはどれか。

  • 1. 精神障害者の福祉
  • 2. 通院医療費の公費負担
  • 3. 社会復帰施設の法制化
  • 4. 患者の意思に基づいた入院形態

問題149 : 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」に定められている重大な他害行為はどれか。

  • 1. 恐 喝
  • 2. 窃 盗
  • 3. 殺 人
  • 4. 失 火

問題150 : 40歳の男性。統合失調症。身長165cm。単身のアパート生活で訪問看護を受けている。この1か月、体重が次第に増加して72kgから78kgになった。炭酸飲料を多く摂取していると言う。訪問時の対応で最も適切なのはどれか。

  • 1. 自炊しているかを患者に確認する。
  • 2. 緊急に入院治療が必要であることを説明する。
  • 3. 起床から就寝までの飲料の摂取内容と量とを確認する。
  • 4. 飲料がコントロールできなければ単身生活の継続は困難だと伝える。