2008年(第97回) 看護師国家試験 午後

問題16 : 後期高齢者で正しいのはどれか。

  • 1. 外来受療率は前期高齢者よりも低い。
  • 2. 高齢者のうち80歳以上をいう。
  • 3. 通院者の傷病で最も多いのは骨粗鬆症である。
  • 4. 老年人口に占める割合は前期高齢者よりも少ない。

問題17 : 高齢者の身体機能の変化で正しいのはどれか。

  • 1. 視力低下によって触覚が敏感になりやすい。
  • 2. 筋肉量の低下によって脱水症を起こしやすい。
  • 3. 大腸の吸収能力の低下によって下痢を起こしやすい。
  • 4. 聴覚中枢の機能低下によって伝音性難聴を起こしやすい。

問題18 : 老年期の精神機能で低下しやすいのはどれか。

  • 1. 理解力
  • 2. 判断力
  • 3. 洞察力
  • 4. 記銘力

問題19 : 高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。

  • 1. 症状が定型的に出現する。
  • 2. 薬物副作用が発生しやすい。
  • 3. 慢性化すると急激な変化は起こりにくい。
  • 4. 環境の変化があっても症状の変化は起こりにくい。

問題20 : 高齢者が受ける家庭内虐待で正しいのはどれか。

  • 1. 虐待が顕在化しやすい。
  • 2. 被虐待者には認知症高齢者が多い。
  • 3. 介護者による介護拒否は虐待に含まれない。
  • 4. 虐待する家族の7割が経済的に困窮している。

問題21 : 76歳の男性。検査入院したが不眠のため睡眠薬の内服を開始した。最も注意すべき状態はどれか。

  • 1. 口 渇
  • 2. 排尿困難
  • 3. 食欲不振
  • 4. 転倒・転落

問題22 : 70歳の女性。歩行時に膝関節の疼痛と熱感とが出現したため受診し、膝関節症と診断された。疼痛緩和に対する外来看護師の指導で適切なのはどれか。

  • 1. 「膝に温湿布をしましょう」
  • 2. 「積極的に膝を動かしましょう」
  • 3. 「痛みを我慢しないで早めに薬を飲みましょう」
  • 4. 「痛みがとれるまで横になっていましょう」

問題23 : 72歳の女性。数日前から猛暑日が続き、蒸し暑い部屋で1日中扇風機をかけて過ごしていた。活気がなくなり、倦怠感が強く食欲が低下、会話も少なくなってきた。最も考えられるのはどれか。

  • 1. 脱 水
  • 2. 虫垂炎
  • 3. 転換性障害
  • 4. 頭蓋内圧亢進

問題24 : 高齢者の便失禁の原因で正しいのはどれか。

  • 1. 排便反射の低下
  • 2. 唾液分泌量の低下
  • 3. 腸蠕動運動の低下
  • 4. 肛門括約筋の収縮力低下

問題25 : 長期臥床していた高齢者が端坐位訓練を病棟で開始することになった。初回の訓練の説明で適切なのはどれか。

  • 1. 「ベッドに浅く腰掛けてください」
  • 2. 「顎を上げて座ってください」
  • 3. 「両足の裏をしっかり床につけてください」
  • 4. 「30分は座っていてください」

問題26 : 腹痛を訴えて入院した認知症高齢者。消灯後に自分の荷物を持ってナースステーションに来た。看護師に「出口はどこ」と聞いてくる。対応で適切なのはどれか。

  • 1. 「ここは病院ですよ」
  • 2. 「部屋に戻って寝ましょう」
  • 3. 「今日はここに泊まるのですよ」
  • 4. 「行きたいところがあるのですね」

問題27 : 家族と同居し日常生活は自立している高齢者への服薬指導で適切なのはどれか。

  • 1. 「他の病院からお薬をもらう時は医師に相談しましょう」
  • 2. 「お薬を飲む方法と時間の管理は家族に任せましょう」
  • 3. 「お薬は大切なので引き出しの奥にしまっておきましょう」
  • 4. 「お薬を飲んだかどうかわからない時は気付いた時に飲みましょう」

問題28 : 日常生活動作が自立している後期高齢者への入院当日の対応で最も適切なのはどれか。

  • 1. 病棟内をともに歩き場所の確認をする。
  • 2. 活動は必要最小限とし行動を制限する。
  • 3. 寝衣や着替えは看護師が整理し収納する。
  • 4. 預金通帳は患者と看護師で確認し病棟で預かる。

問題29 : 介護老人保健施設で正しいのはどれか。

  • 1. 施設を終生利用する者を入所対象とする。
  • 2. 介護職員よりも看護職員の配置人数の割合が高い。
  • 3. 理学療法士や作業療法士の配置は義務付けられていない。
  • 4. 生活援助とリハビリテーションを中心に行う。

問題30 : 在宅療養中の高齢者支援として専門職チームが活動する時に最も重要なのはどれか。

  • 1. 近隣住民への活動状況の情報提供
  • 2. 職種間での目標の統一
  • 3. 各職種の独自の行動
  • 4. 年1回の活動評価