かんごシカの実習レポート

情報収集や患者さんとのコミュニケーション方法など実習で成功するヒケツを教えます!

第13回

< テーマ >患者さんとの関係づくり ~情報収集も大切だけど~

実習で看護をさせてもらう患者さん。
最初の挨拶で伝えることは何だろう…?

実習初日。患者さんにご挨拶して、お部屋でたくさんお話を伺って、情報がたくさん得られたの。これで看護過程が早く展開できそう!よい実習になりそう!っていい気分だったよ。

でも次の日、清拭をしたいと思って訪室したら、「昨日たくさんお話したから、もう話すことはないわ。学生さんは毎日来るの?体拭きもするの?」って言われてしまった…。なんだか、受け入れてもらえていない感じで困ったけど、もしかして昨日長く話し続けて疲れてしまったのかな?学生はお話をするだけと思っているのかな?って考え直したの。

だから、「昨日は初めてお会いしたばかりなのに、ご都合も聞かずにたくさんお話して申し訳ありませんでした。回復のお手伝いができるよう、検温や体拭き、トイレの介助などを行いたいと思います。実施する前には、私の指導を担当している看護師の○○さんとも打ち合わせを行います」ってお伝えしたの。

そうしたら、「そうだったの。お話するだけかと思っていたわ。毎日、お昼の2時ごろに娘が面会に来るから、その時間は外してもらえるとありがたいわ」って言ってくれたよ。患者さんの都合を聞かずに話し続けて、清拭もしたいだなんて、自分中心の実習をしてしまうところだったわ。患者さんに受け入れてもらうためには、自分が何をするのか、きちんとお伝えすることが大切なんだね。


【成功のヒケツはココだった!】

患者さんとの初めての挨拶では、学校名と名前だけではなく、あなたが患者さんに何をする人なのか、何をしようとしている人なのかをきちんとお伝えする必要があります。
あなたがどのように自分の療養生活の中に入ってくるのかがわからないままでは患者さんは不安になり、快く受け入れてはくれません。また、ケアを実施する時間も、患者さんの都合を聞きながら、事前に調整することが大事です。あなたが実習を進めるための患者さんではなく、患者さんの療養を支えるための実習生でいられるよう心がけましょう。
患者さんのペースを保ちながら、療養に必要なことを丁寧に確実に行っていけば、患者さんとよい関係で実習を進められるでしょう。

患者さんとの関係におけるポイント

主役はあくまで患者さん。
自分の役割は何なのかをきちんとお伝えしよう。

内容提供: 看護師 実習レポート