看護師国家試験 模試問題 第13回

問題10 一般問題(設定) / 母性看護学 / ★★ やさしい

Aさん(32歳、女性)は、カナダ人の経産婦である。3年前に第1子をカナダで出産している。6か月前にカナダ人の夫の転勤に伴い来日した。夫は日本語での日常会話が可能だが、Aさんは難しい様子で、不安そうである。夫婦ともに日本での出産を希望している。現在、妊娠7週2日である。本日、妊婦健康診査に夫とともに初めて来院した。看護師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 母国での出産を勧める。
  2. 今後の健診スケジュールを説明する。
  3. 母子健康手帳の交付を受けるよう伝える。
  4. 経産婦であれば心配はいらないと伝える。
  5. 日本語がわからないため母親学級の受講は勧めない。
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正解
2・3
1. × どこで出産するかは夫婦や家族が決めることである。その決定を尊重し、支えることが看護師の役割である。
2. 日本と母国のシステムは大きく違うことが予想されるため、今後の具体的なスケジュールを初めに説明することは重要である。
3. 市町村によっては外国語版の母子健康手帳を用意してある。無い場合でも母子保健事業団から取り寄せることも可能である。
4. × 経産婦であっても、母国と全く異なる文化・環境の中での出産・育児に対して大きな不安を抱えていることが予想できる。
5. × 夫や友人などとともに受講することも可能であり、日本での出産に関して情報を得られる有益な機会となる。本人が受講したくない場合は個別的な対応が必要となる。
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