看護師国家試験 模試問題 第14回

問題4 必修問題 / 必修Ⅲ / ★★★ ちょっと難しい

両耳側半盲がみられる可能性が高い疾患はどれか。

  1. 神経鞘腫
  2. 下垂体腺腫
  3. 緑内障
  4. 加齢黄斑変性症
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正解
2
1. × 神経鞘腫は、神経線維を包んでいる髄鞘に発症する。聴神経鞘腫、三叉神経鞘腫、舌咽神経鞘腫などがあり、良性である。聴神経鞘腫は神経鞘腫の中で最も頻度が高く、難聴や耳鳴り、めまいなどで発症する。
2. 脳下垂体に腫瘍が生じると、視交叉を下方から圧迫する。視交叉の中央部に位置する両眼視神経のうち、鼻側由来の視神経線維が障害されやすくなり、その結果、両眼の耳側視野が徐々に狭窄・欠損し、進行すると両耳側半盲といわれる特徴的な視野障害を現す。
3. × 緑内障では、ブルエム(Bjerrum)領域の小暗点、鼻側階段状暗点などの視野狭窄がみられる。失明の原因の第1位である。
4. × 加齢黄斑変性症は、加齢による脈絡膜新生血管の増殖が原因で、黄斑の働きに異常が起こり、視力が低下する疾患である。
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