看護師国家試験 模試問題 第14回

問題10 一般問題(設定) / 成人看護学 / ★★ やさしい

Aさん(30歳、女性)。バセドウ病で抗甲状腺薬の内服が開始となり、1か月が経過した。2日前から発熱、咽頭痛が持続しているため受診をした。内服開始前にあった頻脈、著しい発汗、焦燥感はない。Aさんの状態で考えられるのはどれか。

  1. 肝機能障害
  2. バセドウ病の悪化
  3. 甲状腺機能低下症
  4. 無顆粒球症
  5. 甲状腺クリーゼ
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正解
4
1. × 肝機能障害では発熱もみられるが、黄疸や紅斑がみられる。
2. × 内服を継続しており、治療前にあった頻脈、著しい発汗、焦燥感はないと記載があるためバセドウ病の悪化は考えにくい。
3. × 甲状腺機能低下症を示唆する所見はない。
4. 抗甲状腺薬の服薬開始から1か月経過していること、発熱、咽頭痛の感冒症状があることから、抗甲状腺薬の副作用である無顆粒球症が生じている可能性が高い。
5. × 甲状腺クリーゼは甲状腺機能が急激かつ極度に亢進し、生命の危機に直面した状態をいう。高熱、高度な発汗、下痢、せん妄、傾眠、頻脈、心不全などがみられる。Aさんにはそれらの所見はない。
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