看護師国家試験 模試問題 第15回

問題10 一般問題 / 精神看護学 / とってもやさしい

認知症によって幻覚のある患者の看護について適切なのはどれか。

  1. 多くの刺激を与えて、意識をはっきりさせる。
  2. 現在の生活上で困っていることを聴く。
  3. 幻覚の状態を自覚できているかの確認を徹底する。
  4. 幻覚の存在を患者の行動から推定することはできない。
  5. 患者の訴える幻覚症状は現実ではないと否定する。
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正解
2
1. × 刺激が多いと不安が強くなり幻覚が増悪するおそれがある。
2. 認知症は、不安が要因となって幻覚を訴えることがあるので、患者が今、感じている困りごとを受け止め、信頼関係の構築を目指す。
3. × 認知症は幻覚を自覚していない患者が多い。幻覚が自覚できているか否かが重要なのではなく、まずは幻覚がある事実を受容し、幻覚に伴う不安が緩和できるように対応する必要がある。
4. × 聞き耳をたてるような仕草、いない相手との会話、何もない床の上で何かをつかむような動作など、幻覚出現時の状況を観察し、アセスメントすることができる。
5. × 否定は患者との関係を悪化させることがある。幻覚による不安や苦痛などの感情面に共感し、声かけをする。
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