看護師国家試験 模試問題 第16回

問題10 一般問題(設定) / 老年看護学 / ★★ やさしい

Aさん(83歳、女性)。長男夫婦と同居し、身の回りのことを手助けしてもらいながら生活していたが、転倒して歩行困難となり来院。大腿骨頸部骨折と診断された。人工骨頭置換術を受け手術後2週間でリハビリテーション専門病院へ転院した。歩行器で歩行できるようになり、骨折部の疼痛はあるが、自宅療養することになった。   この時期の看護で適切なのはどれか。

  1. 疼痛は自然によくなるので様子をみるように説明する。
  2. 住宅設備の見直しを含めた環境づくりについて話し合う。
  3. 家族の介護負担を軽減するため絶対安静を指導する。
  4. 身の回りのことは自分でできるようになることを目標とする。
  5. 要介護であるので、介護サービスの手続きをする。
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正解
2
1. × 疼痛はAさんのリハビリテーションや活動意欲をそぐことになる。適切な方法で疼痛を緩和することが必要である。
2. 自宅での療養生活を送るのであれば、Aさんが生活しやすく、また介護負担が軽減するよう住宅の設備を見直し、必要であれば改修を提案する。
3. × 安静にすることで廃用性萎縮が生じ、かえって介護負担は大きくなる。
4. × 受傷前から身の回りのことを行うのに介護が必要な状態であるので、それ以上に改善し自分でできるようになるのは難しい。受傷前の状態を目標とする。
5. × 社会資源の情報提供は必要であるが、介護保険の要介護対象者であるかどうかは看護者だけで決めることではない。
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