看護師国家試験 模試問題 第22回

問題7 一般問題 / 在宅看護論 / ★★ やさしい

Aさん(80歳、女性)。軽度の認知症はあるが、訪問介護と訪問看護を利用し近所の人の協力を得て、1人で暮らしていた。ある日Aさん宅で石油ストーブから小火が起き、遠方に住む息子から今後の対応について看護師に相談があった。ガスコンロで鍋を焦がすこともあるという。Aさんはこのまま住み慣れた家で暮らしたいと言っている。  看護師の対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 息子の家での同居を勧める。
  2. 自動消火器の設置を勧める。
  3. 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の利用を勧める。
  4. 暖房器具の種類について検討をする。
  5. ガスは使用できないようにする。
解答を見る(下へスクロール)
正解
2・4
1. × Aさんは住み慣れた家での生活を希望している。環境の変化は認知症の悪化につながる場合もあるので安易に勧めることはできない。また、息子の意向も考慮する必要がある。
2. 自動消火器は火災を感知して自動的に消火薬剤を出すものである。コストはかかるが現実的な対応であり、適切である。
3. × Aさんは住み慣れた家での生活を希望しており、グループホームの入所は現段階では適切ではない。
4. 火気を使用しない、より安全な暖房方法を検討することは必要である。
5. × ガスはライフラインであり、使用できないようにすると、Aさんの生活が混乱することが予想される。調理では電磁調理器の使用等を検討する。
内容提供: