看護師国家試験 模試問題 第26回

問題7 一般問題 / 精神看護学 / とってもやさしい

Aさん(55歳、男性)は、アルコール依存症により通院しているが、断酒ができず夜間にアルコールを飲用している。妻は、外来看護師に「夫が断酒できなくてすみません」と謝っている。
妻への外来看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 断酒できるまでAさんの支援を続けるよう説明する。
  2. 妻の辛い感情を共有し、Aさんの断酒の目的を振り返る。
  3. 断酒の悩みを共有する家族グループの参加を促す。
  4. Aさんの断酒に対し、厳しく関わるよう指導する。
  5. Aさんの自立を促すために離れて暮らすよう説明する。
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正解
2・3
1. × 妻の感情面による機能過剰(Aさんの断酒ができない機能不全を補うために、妻がAさんにかわって謝罪している)によりAさんが断酒できていない現状があるので、妻のAさんに対するストレスを緩和できるような介入が必要である。
2. Aさんが断酒できない妻のネガティブな感情を共有した上で、妻が感情面の機能過剰に向き合う支援として、Aさんの治療目的を振り返ることは必要である。
3. 同じ悩みを持つ家族同士には、セルフヘルプ的な機能があり、妻のストレスも緩和できる。
4. × Aさんに対して、妻は感情面の機能過剰を生じているので、夫に厳しく指導すると機能過剰が助長する。
5. × 妻の機能過剰を改善するために、Aさんとの距離をあけることは必要だが、Aさんと妻は共依存の関係なので、妻が離れて暮らすことを受け入れることは難しい。
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