看護師国家試験 模試問題 第3回

問題8 一般問題 / 小児看護学 / とってもやさしい

Aくん(3歳、男児)は、転倒による打撲を主訴として母親とともに来院した。診察時、背部や大腿、腕などに新しいものから古いものまで複数のあざがあった。 看護師の対応として正しいのはどれか。

  1. 虐待があるという明確な証拠がそろうまで様子を見る。
  2. 「虐待をしているのはお父さんですか」と母親に聞く。
  3. ただちに児童相談所に通告する。
  4. 守秘義務を優先する。
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正解
3
1. × 「児童虐待の防止等に関する法律」第5条に、児童の福祉に職務上関係のある者は、児童虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、児童虐待の早期発見に努めなければならないことが規定されている。確かな証拠がそろうまで様子を見るというのは適切ではない。
2. × 虐待をしているのが母親である場合は虐待を助長させることにもなりかねないので、このような安易な発言は避ける。誰が虐待をしているかを探るよりも、児の安全の確保が重要である。
3. 「児童虐待の防止等に関する法律」第6条に、虐待を受けた児童を発見した者は、速やかにこれを市町村、都道府県の設置する福祉事務所または児童相談所に通告しなければならないことが規定されている。
4. × 「児童虐待の防止等に関する法律」において、守秘義務に関する法律の規定は、刑法134条秘密漏示の規定を妨げるものではないと規定されている。
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