看護師国家試験 模試問題 第29回

問題9 一般問題 / 老年看護学 / ★★★ ちょっと難しい

高齢者の入浴に関する説明で適切なのはどれか。

  1. 入浴剤は硫黄系のものが適している。
  2. 心疾患のある人は肩まで十分つかる。
  3. 片麻痺のある人は半身浴がよい。
  4. 41~42℃の温度では血圧は低下する。
  5. 湯船には30分以上つかるとよい。
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正解
3
1. × 高齢者の皮膚は、皮脂腺の分泌の減少のために、乾燥しやすく皮膚掻痒症をおこしやすい。高齢者の入浴剤は皮脂をうばう硫黄系のものではなく、保湿性の高いものが適している。
2. × 入浴すると水圧によって血液循環が促進されて心臓の働きが活発になる。心疾患のある人は、心臓への負担を減らすために半身浴がよい。
3. 片麻痺のある人は肩まで十分つかると、水の浮力効果によって身体が浮き上がって不安定になり、麻痺側に傾いたときに体勢を整えることができず、水没して溺水してしまう恐れがある。片麻痺のある人は半身浴がよい。
4. × 41~42℃の温度では血圧は上昇する。血圧を上昇させないためには、39~40℃の微温湯がよいとされている。
5. × 39~40℃の微温湯で血圧の上昇を防いでも、長湯は脳貧血を起こすことがある。湯船に使っている時間は10分程度とする。
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