看護師国家試験 模試問題 第30回

問題9 一般問題 / 精神看護学 / ★★ やさしい

入院中の患者が起こす拒薬について正しいのはどれか。

  1. 拒薬は妄想によって起こることはない。
  2. 拒薬する患者は、必ず命令自動が生じる。
  3. 薬が効かないと言って頓服薬を要求する。
  4. 薬物の副作用の出現に不安感を持ち、薬を捨てる。
  5. 拒薬は患者の主観的な「飲みごこち」の影響は受けない。
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正解
4
1. × 妄想や副作用の不安などから起こる。
2. × 外界からの指示通りに従う命令自動は、主に統合失調症の症状であり、拒薬に必ず生じるものではない。
3. × 頓服薬を要求するのは拒薬ではなく、薬物への依存が出現している状況と考えられる。
4. 正しい。治療の目的、副作用への対応などを教育することも重要となる。
薬物療法は精神医療の重要な治療手段である。拒薬の理由は、薬物で自分自身が変えられてしまうのではないかといった不安や妄想、薬物の副作用に耐えられないことなどが多い。そのため、精神科薬物治療を受ける患者に対しては、薬物治療への患者の気持ちを丁寧に聞き、治療の目的や副作用出現時の対応などを教育し、治療継続が可能となるように関わることが必要である。
5. × 拒薬は薬の色・味わい・感触など、主観的な「飲みごこち」の影響をうける。
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