看護師国家試験 模試問題 第4回

問題1 必修問題 / 必修Ⅰ / とってもやさしい

発がんリスクが最も高い生活習慣はどれか。

  1. たばこ平均20本/日で20年間喫煙
  2. 純アルコール換算で20g/日の飲酒
  3. 平均歩数10,000歩/日
  4. 塩分摂取量8g未満/日
解答を見る(下へスクロール)
正解
1
1. 喫煙が人体に与える影響は、吸い込んだたばこの煙の総量が関係すると考えられている。吸入量の目安として喫煙指数(ブリンクマン指数)が用いられ、1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じて計算する。1日1箱(20本)を20年吸い続けた場合の喫煙指数は、20(本)×20(年)=400。400以上で肺癌が発生しやすい状況になる。また、600以上の人は肺癌の高度危険群、1200以上は喉頭癌にかかる危険性が極めて高くなる
2. × WHO(世界保健機関)の評価(2007年)では、飲酒は口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸と女性の乳房の癌の原因となるとされている。厚生労働省多目的コホート研究(2005年)では、男性に発生した癌全体の13%が週300g以上の飲酒に起因するとされる。ただし、1日20gのアルコール摂取は適度な量として推奨されており、気持ちをリラックスさせる効果もあり、HDLコレステロールを増加させ、動脈硬化を改善する効果もある。
3. × 健康日本21では、男女とも歩数の1,000歩増加を目指し、1日平均歩数を男性9,200歩、女性8,300歩程度を目標としている。身体活動量と死亡率などとの関連をみた疫学的研究の結果からは、「1日1万歩」の歩数を確保することが理想と考えられている。
4. × 減塩食は血圧を低下させ循環器疾患を減少させる。日本人の食塩摂取量は平均10.0g(平成27年 男性11.0g、女性9.2g)で減少傾向にあるが、8g以下を目標とする。
内容提供: