看護師国家試験 模試問題 第33回

問題10 一般問題 / 精神看護学 / ★★ やさしい

Aさんは、躁うつ病の診断で入院している。3日前から躁状態となり、本日の深夜帯にAさんは「私が起きているのに、なんでみんなは寝ているのだ」と看護師に大声で訴えた。
Aさんへの対応で、最も適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 「頓服薬を服用しましょう」
  2. 「眠れないと本当につらいですね」
  3. 「大声で叫ばないようにしましょう」
  4. 「自己中心的な考えを振り返りましょう」
  5. 「静かな部屋で今の気持ちを教えてください」
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正解
2・5
1. × まずは、静かな環境でAさんの訴えを聞いてから頓服薬の服用を促す必要がある。
2. 躁状態は気分が高揚しているので、まずは入眠ができない苦痛を受容する必要がある。
躁状態の主な症状には、思考の変化(奔逸的・誇大的・楽観的)、行動の変化(疲れを知らず活発に動き回る、多弁、干渉など)、身体面の変化(食欲亢進、性欲亢進など)が挙げられる。躁状態の患者に対しては、刺激を避けるような環境づくりを心がけ、休養がとれるよう援助しながら一貫した態度で接し、患者のペースに巻き込まれないよう注意する。
3. × 気分が高揚している時に説得すると、攻撃的になるおそれがあるので、説得するのは適していない。
4. × 気分が高揚している状況で、自分を振り返ることは難しいので、まずは落ち着きを促す行動が望ましい。
5. 刺激を避けるような静かな環境を提供することが望ましい。
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