看護師国家試験 模試問題 第35回

問題8 一般問題 / 老年看護学 / ★★ やさしい

高齢者の骨粗鬆症が生活に与える影響で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 認知症を発症しやすくなる。
  2. 活動性低下の原因になりやすい。
  3. 薬物療法のコンプライアンスが下がりやすい。
  4. 腰痛が出現する。
  5. 腎機能が低下し、尿量が減少する。
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正解
2・4
1. × 認知症は脳の器質的疾患であり、骨粗鬆症とは直接関係がない。転倒による骨折が原因で、歩行などのADLに支障をきたし、他者との関わりがもてなくなり、社会参加が不足して抑うつ的になることは起こりうる。
2. 椎骨の骨量が減少し変形すると、背中がまるくなるなどの姿勢障害(円背)が生じ、歩行をはじめとする活動性が低下する。また、転倒等により、骨折しやすくなることでの活動性の低下もみられる。
3. × 骨粗鬆症であることが薬物療法のコンプライアンスを下げることはないが、薬物療法のコンプライアンスが低い場合は、骨粗鬆症の治療に支障をきたす。
4. 腰椎圧迫骨折が起こりやすくなり、腰痛が出現する。
5. × 腎機能の低下によって活性型ビタミンDが減少すると、カルシウムの吸収不足から骨粗鬆症になりやすい。しかし、骨粗鬆症が腎機能低下に直接関係することはない。
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