看護師国家試験 模試問題 第37回

問題10 一般問題 / 看護の統合と実践 / とってもやさしい

看護の基本となる概念とその定義の組合せで正しいのはどれか。

  1. パターナリズム ――――――――――― 全ての人が平等に社会参加する権利
  2. リビングウィル ――――――――――― 性と生殖に関する健康と権利
  3. ノーマライゼーション ―――――――― 医療者の決定を最優先する方針
  4. インフォームド・コンセント ――――― 十分な説明に基づく同意
  5. リプロダクティブ・ヘルス/ライツ ―― 尊厳ある死への生前宣言
解答を見る(下へスクロール)
正解
4
1. × パターナリズムは、「父権主義」「家長主義」のことであり、医療者の決定を尊重するという考え方でインフォームド・コンセントと相反する概念である。
2. × リビングウィルは、生前宣言とも呼ばれ、本人の生きた遺言書であり尊厳ある死への自己決定である。
3. × ノーマライゼーションは、障害の有無にかかわらず全ての人が差別なく、社会参加する権利である。
4. インフォームド・コンセントとは、十分な情報提供や説明に基づく同意である。
平成9(1997)年の医療法の改正により「医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならない」(医療法第1条の4の2)とあり、これにおいてインフォームド・コンセントの基本理念が示されている。
5. × リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、「性と生殖に関する健康と権利」と訳される。1994年の第3回国際人口開発会議(カイロ会議)を契機に、「誰でも平等に生殖を享受でき、生殖過程を安全かつ良好に営む権利を有する」ことを含めた概念として世界中に普及した。
内容提供: