看護師国家試験 模試問題 第38回

問題9 一般問題 / 在宅看護論 / とってもやさしい

Aさん(90歳、女性)は、娘との2人暮らしである。ほぼ寝たきりの状態で、認知症状も出始めており、要介護5の認定を受けている。食事は娘の介助でギャッジアップして行っているが、咀嚼している時間が長い。嚥下反射は保たれているが、口腔内に食物が残留していることもある。
Aさんへの食事の援助として適切なのはどれか。

  1. 食事時には見守る必要はない。
  2. 軟菜食を取り入れる。
  3. 医師と相談して在宅中心静脈栄養法(HPN法)を導入する。
  4. 口に入れる1回量を多くする。
  5. 食前に口腔ケアはしない。
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正解
2
1. × 嚥下反射は保たれていても、誤嚥の可能性はある。常に見守りが必要である。
2. 咀嚼している時間が長いため、舌でつぶせるくらいの硬さの形態の軟菜食が向いている。
3. × 経口摂取ができるうちは、食事介助の工夫などでQOL(生活の質)を維持する。
4. × 咀嚼している時間が長く、口腔内に食物が残留しているので、一口量は少ないほうがよい。
5. × 食後の口腔ケアは当然のことながら、食前の口腔ケアは唾液分泌を促進し、準備体操としての効果も期待できる。
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