看護師国家試験 模試問題 第8回

問題5 一般問題 / 基礎看護学 / ★★ やさしい

Aさん(61歳、男性)は、1人暮らしである。3年前に糖尿病と診断され、食事療法、運動療法と内服にて血糖値のコントロールをしていた。しかし外食がやめられず、教育入院となり、本日主治医からインスリン療法が開始されることが本人に伝えられた。「俺は悪くないし、自分で自分に注射するなんてできない。心配だ」と看護師に訴えてきた。    看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 「そうですね。でも、Aさんが食事療法を守れなかったからですよ」
  2. 「大丈夫、大丈夫、何ともないです。簡単ですよ」
  3. 「具体的にはどんなことが心配ですか」
  4. 「心配なんですね。何が問題か一緒に考えさせて下さい」
  5. 「ここは思い切って、まずはやってみましょう」
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正解
3・4
1. × 患者の表現を抑制したり非難するのは望ましくない。受容、共感、傾聴は基本であり、うなずきや表情などの非言語的コミュニケーションも用いる。
2. × 保証のない安易な励ましは効果的ではない。
3. 焦点化の例であり、効果的なコミュニケーションである。焦点化とは、会話の中のある部分に着目し、その部分をより深める方向へ会話を進めるために用いる。
4. 共感・受容した上で、問題の明確化につなげている。
5. × 看護師の判断を押しつけず、共感的な態度で接する。
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