2017年(第106回) 看護師国家試験 午後

問題32 : 保健師助産師看護師法に定められているのはどれか。

  • 1. 免許取得後の臨床研修が義務付けられている。
  • 2. 心身の障害は免許付与の相対的欠格事由である。
  • 3. 看護師籍の登録事項に変更があった場合は2か月以内に申請する。
  • 4. 都道府県知事は都道府県ナースセンターを指定することができる。

問題33 : 患者の情報の取扱いについて正しいのはどれか。

  • 1. 看護師の守秘義務は医療法で規定されている。
  • 2. 統計的に処理された情報から患者個人を特定できる。
  • 3. 利用目的が明確であっても患者の情報の活用は制限される。
  • 4. 転院先の病院と患者の情報を共有する場合は患者の同意が必要である。

問題34 : 車椅子による移送で適切なのはどれか。

  • 1. エレベーターの中で方向転換する。
  • 2. 急な下り坂では前向きに車椅子を進める。
  • 3. ティッピングレバーを踏み、段差を乗り越える。
  • 4. 移乗する前にフットレスト<足のせ台>を下げる。

問題35 : 病室環境に適した照度はどれか。

  • 1. 100〜200ルクス
  • 2. 300〜400ルクス
  • 3. 500〜600ルクス
  • 4. 700〜800ルクス

問題36 : 検査の目的と採尿方法の組合せで正しいのはどれか。

  • 1. 細菌の特定----中間尿
  • 2. 腎機能の評価----杯分尿
  • 3. 肝機能の評価----24時間尿
  • 4. 尿道の病変の推定----早朝尿

問題37 : 職業病や労働災害の防止、より健康的な労働環境の確保および労働者の健康の向上を目的としている法律はどれか。

  • 1. 労働組合法
  • 2. 労働基準法
  • 3. 労働安全衛生法
  • 4. 労働関係調整法

問題38 : 合併症のない全身状態が良好な患者に対して、全身麻酔のための気管挿管を行い用手換気をしたところ、左胸郭の挙上が不良であった。原因として考えられるのはどれか。

  • 1. 無気肺
  • 2. 食道挿管
  • 3. 片肺挿管
  • 4. 換気量不足

問題39 : 脳出血の後遺症で左片麻痺と嚥下障害のある患者の家族に、食事介助の指導を行うときの説明で適切なのはどれか。

  • 1. 「食材にこんにゃくを入れると良いですよ」
  • 2. 「体を起こしたら、左の脇の下をクッションで支えましょう」
  • 3. 「口の左側に食べ物を入れるようにしましょう」
  • 4. 「飲み込むときに咳が出なければ誤嚥の心配はありません」

問題40 : 自助具を図に示す。関節リウマチによって肩関節に痛みがある患者の関節保護のための自助具として最も適切なのはどれか。

問題40の画像
  • 1. 万能カフ
  • 2. 長柄ブラシ
  • 3. コップホルダー
  • 4. レバー式ドアノブ

問題41 : Aさん(59歳、女性)は、半年前に下咽頭癌で放射線治療を受けた。口腔内が乾燥し、水を飲まないと話すことも不自由なことがある。Aさんに起こりやすいのはどれか。

  • 1. う歯
  • 2. 顎骨壊死
  • 3. 嗅覚障害
  • 4. 甲状腺機能亢進症

問題42 : 1型糖尿病と診断された人への説明で適切なのはどれか。

  • 1. 自己血糖測定の試験紙の費用は医療保険の対象外である。
  • 2. 食事が摂取できないときはインスリン注射を中止する。
  • 3. 低血糖症状には振戦などの自律神経症状がある。
  • 4. 運動は朝食前が効果的である。

問題43 : アレルギー性鼻炎について正しいのはどれか。

  • 1. 食後に症状が増悪する。
  • 2. Ⅳ型アレルギーである。
  • 3. スクラッチテストで原因を検索する。
  • 4. アレルゲンの除去は症状の抑制に有効である。

問題44 : 他動運動による関節可動域(ROM)訓練を行うときの注意点で適切なのはどれか。

  • 1. 有酸素運動を取り入れる。
  • 2. 等尺性運動を取り入れる。
  • 3. 近位の関節を支持して行う。
  • 4. 痛みがある場合は速く動かす。

問題45 : Aさん(80歳、女性)は、要介護2となったため長男家族(長男50歳、長男の妻45歳、18歳と16歳の孫)と同居することとなった。在宅介護はこの家族にとって初めての経験である。Aさんの家族が新たな生活に適応していくための対処方法で最も適切なのはどれか。

  • 1. 活用できる在宅サービスをできる限り多く利用する。
  • 2. 家族が持つニーズよりもAさんのニーズを優先する。
  • 3. 介護の負担が特定の家族に集中しないように家族で話し合う。
  • 4. 10代の子どもを持つ家族の発達課題への取り組みを一時保留にする。

問題46 : 平成24年(2012年)の就業構造基本調査における65歳以上75歳未満の高齢者の就業について正しいのはどれか。

  • 1. 女性では就業している者の割合は40%以上である。
  • 2. 就業していない者よりも就業している者の割合が多い。
  • 3. 就業していない者のうち40%以上が就業を希望している。
  • 4. 就業している者のうち非正規職員・従業員の割合は成人期より多い。