かんごシカの実習レポート

情報収集や患者さんとのコミュニケーション方法など実習で成功するヒケツを教えます!

第15回

< テーマ >なにはともあれ情報収集 ~ピンポイントのすすめ~

患者さんの全体像をつかみたい!
でも情報収集の優先順位がわからない…。

今回は整形外科での実習。受け持ち患者さんも決まり、看護過程展開のために、まずは情報収集。呼吸・循環、排泄、活動・休息、自己認識…。埋めなきゃいけないアセスメントシートの項目がたくさんある!
どこから手をつければいいか先生に相談してみたら、「今回の患者さんは整形外科疾患よね?どの情報も大事ではあるけれど、呼吸と活動、どちらに影響が出やすいかしら?影響が出やすいところは問題も起きやすいから、しっかり情報を集めておきたいわね」ってアドバイスをくれたの。

事前に学習した看護のポイントを思い出してみると、整形外科の患者さんは「活動」の部分が障害されやすい!だから日常生活援助が重要になるって教科書に書いてあった!それで、呼吸や循環よりも、患者さんの活動やセルフケアの自立度を重視して情報を集めたわ。


そうしたら、必要な援助が見えてきて、実習3日目には、排泄や更衣の介助、清潔の援助ができたの。早期退院を目指している患者さんだから、今後はリハビリについての認識も重要な情報になってきそう。情報を整理する大切さがわかったわ。


【成功のヒケツはココだった!】

看護過程展開の入り口である「情報収集」は、患者さんの看護に必要な情報を、重要度や時期を考えて集めることが大事になります。アセスメントシートの項目を、上から順番にひとつひとつ埋めていく方法は効率が悪く、問題点(介入すべき点)の見極めに時間がかかってしまうため、患者さんに必要なケアの遅れにつながりかねません。
また、疾患や診断名がわかっていれば、一般的な看護のポイントの判断がつくので、あらかじめ問題になりそうな部分を頭に入れておくことができます。情報を事前に得ることで、必要な援助をタイムリーに実施することができるのです。それぞれの疾患の看護のポイントをふまえたうえで、事前に必要な情報、後で必要となる情報、それほど重要ではない情報など、分類して考えてみるとよいでしょう。

情報収集におけるポイント

情報はやみくもに集めるのでなく、
どこに焦点をあてるかを意識しよう。

内容提供: 看護師 実習レポート