かんごシカの実習レポート

情報収集や患者さんとのコミュニケーション方法など実習で成功するヒケツを教えます!

第19回

< テーマ >安全な日常生活援助の実施 ~ちょっとの散歩も援助のうち?~

患者さんとお散歩へ♪と思ったら……

患者さんが、「入院している間は、やることがなくて毎日退屈だ」っておっしゃっていたから、病院内の庭を一緒に散歩して気分転換をしてもらおうと考えたの。病棟を出るときに指導者さんが見当たらなかったし、一緒に歩くだけだから報告はいらないと思って、何も言わずに出てきちゃった。
散歩中は患者さんも表情が和んで、リラックスした様子だったし、患者さんの役に立ってよかったなぁ!って思って病室に戻ってきたら、指導者さんと先生が真っ青な顔して立っていて……
「この患者さん、心疾患で常に観察するためにモニター心電図をつけているのを知っていましたか?散歩中に何かあったらどうしますか?」って。外に出ていたから画面に電波が飛ばず、波形がフラットになってて、病棟中が騒然としたんだって。散歩が援助だなんて思ってなかったし、心電図がついてたこともすっかり忘れていた。思っているより状態を注意しなくてはいけない患者さんだったんだ。

「今回のように、あなたが意図して行ったことは援助です。援助自体は悪いことではありません。ただし、援助前には必ず指導者か先生に報告してから実施してください。」と注意されました。
これからはもっと危険性のことも考えて、気をつけなくちゃ。反省してます。


【成功のヒケツはココだった!】

援助を実施するうえで、考えなくてはいけないことがいくつかあります。科学的根拠、経済性、効率性・・・そして多々ある中で、最も重要なのが安全性です。実施しようとする援助が、患者さんにとって安全な方法であること。皆さん、疾患があって療養をしている患者さんです。身体の状態をしっかり把握して、援助を実施するときは安全な方法で行う必要があります。患者さんに対して意図して行うものは、どんな小さなことであっても援助になります。的確な看護判断と適切な看護技術の提供ができるようにしましょう。学生の場合、援助を実施するとき・した後は必ず指導者や先生に報告をしましょう。安全面において自分では気づかない部分を気づいていただけるかもしれません。

安全な日常生活援助の実施におけるポイント

患者さんに対して意図して行うことはすべて援助です。
周囲への報告・相談を忘れず、安全に援助をしましょう。

内容提供: 看護師 実習レポート