かんごシカの実習レポート

情報収集や患者さんとのコミュニケーション方法など実習で成功するヒケツを教えます!

第21回

< テーマ >患者指導 ~指導後の見守りも重要~

患者さんが実践してくれるまでがゴール!!!

今回の実習では、血液疾患で化学療法を受ける患者さんを受け持ったよ。検査データから易感染状態にあって、感染症には気をつけないといけないことがわかったわ。そこで、化学療法が始まる前に感染防止のための患者指導を行ったの。パンフレットを用いて感染防止の必要性や注意してほしいポイントを伝えたり、正しい手洗い・正しくマスクをつける方法を実演指導したの。

患者指導をした後4~5日は、マスクのつけ忘れや差し入れのお寿司を食べたりということがあったけど、気をつけてほしいことを何度もお伝えしたわ。注意するだけではなくて、患者さんができていることは「ちゃんとできていますね。気をつけていらっしゃいますね」って、その都度褒めるようにしたの。それから数日後、患者さんが自分から、面会の娘さんにもマスクをつけてもらったり、差し入れに生ものは避けてほしいってお願いするようにもなったの。患者さんが自分で自分の健康を守る行動をとっているのを見て感動したわ。「マスクや手洗いを忘れないように学生さんが気にかけてくれたおかげで、自分でできるようにならなきゃって思ったわ。何回かやっているうちに身について、自信がついたの」って患者さん。入院中はバッチリ感染防止行動がとれていたよ。


【成功のヒケツはココだった!】

患者指導の最終的な目標は、患者さんが自分で自分の健康を守る行動がとれることです。患者指導をしたら、できれば入院中に患者さん自らが予防対策を行えるようになるまで見届けたいものです。そのためには、指導をする時期や方法、指導後のかかわり方が重要になってきます。指導が必要と判断したら、身体の状況を見つつ、できるだけ早めに指導を行います。入院中に実際に患者さんに実践してもらう時間や、勘違いしている部分を指導する時間が必要なためです。出来ているところを認めるなどの働きかけは、患者さんの自信につながり、行動を強化できます。自分の働きかけで患者さんが変化する姿を見られる。これが回復期の看護の魅力ではないでしょうか。

患者理解におけるポイント

患者指導をしっかり行うことで
患者さんの早期回復につながります!

内容提供: 看護師 実習レポート